ずっと使える基本の野菜料理 福岡 太宰府のマクロビ・和薬膳の料理教室
2013-09-27

残った話

今日のランチに来られたお二人のお客様との事ですが、、、。

お二人ともお話に夢中で、ゆっくりとお食事をされている様子でした。

で、まだ、結構お皿にはご飯や料理があったのですが、ドリンクを頼まれたので

お出ししました。

しばらく様子をみて、まだお箸をおいたままなので、??と思っていました。

お会計と言われて、初めて「残すのでしょうか?」と言い、お持ち帰りして

頂くようにお伝えして待っていただきました。

お客様も遠慮から持ち帰りのことを言えなくて~と言われたので

「当店では残さずに持ち帰りいただくようにお願いしています!食べ物は、一つ一つに

命があるので残すのはダメですよ~。」と言って残りものを包んでお渡ししました。

ちょっときつい言い方をしたので、多分気分を害されたと思い、

「気分が悪かったでしょうが、いやならもう来なくても結構ですからね~」と言い、

お帰りいただきました。

その後、そのお客様から、お電話いただきまして、残してごめんなさい!とわざわざご連絡がきました。

「言われて傷ついた」とも言われましたが、、。

お客様!私の方も、残されて傷ついているんですよ~~~!!!

それに、お野菜やお米を愛情込めて作ってくれた農家さんの顔も

浮かぶんですよ~~!

まだまだ未熟な私。

お店側もお客側も、思いやりもって、気持ちよく過ごせるようになりたいですね。

******後日談***

10月末の現在の私の気持ちを書いておきます。

先日、MI塾(岡部賢二先生のマクロビオティック講座)の月一の講座中、

岡部先生のお話に、全てを受容し受け入れることがマクロビオティックの根本精神にある、

という内容のお話を聴いているうちに、ハッと気づきを頂きました。

それは、食べ物の大切さにこだわり過ぎて、残す事に過敏になっていた自分の狭い心に

原因があったのだと、、、。

岡部先生にこの話をしたら、残ったお料理をゴミに捨てる時に、

「食べ物さん、ごめんなさい、ゆるしてね。」と一言あやまってから

捨てるといいですよ。と言われました。

その言葉に、す~っと、今までのこだわりが消えていくのがわかりました。

これからは、お食事を残される心配などしないで、素敵なお客様たちとの出会いを楽しむように

これからも精進していきます!!

すべてのモノ、生き物、食べ物、地球、宇宙に感謝!

 

 

 

 

 

 

 

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