ずっと使える基本の野菜料理 福岡 太宰府のマクロビ・和薬膳の料理教室
2023-03-01

春の養生には

いよいよ3月!!ワクワクの春になり新芽が伸び、草木がぐんぐん成長するように自然界には陽気が満ちて、花も咲き、人間もまた活動的になり、陽の気が上昇する季節です。室内に閉じこもり、発散しないでいると陽の気がどんどん上昇して体内に滞り、主に上半身に不調が現れやすくなります。(めまい、のぼせ、頭痛、鼻つまり、まぶたのむくみ、花粉症など)

ふきのとう


春の発散、解毒のために働くのが肝、その働きを正常化し補う酸味の食べ物(梅干し、酢、柑橘)を取り入れましょう。
ただ取りすぎると胃に負担になるので、脾胃を補う甘味(キャベツ、豆類、じゃがいも等)を添えてあげましょう。
また旬の苦味(筍、うど、ふきのとう、よもぎなど)は上昇した気を肝に戻してくれます。
辛味(菜の花、ニラ、玉ねぎ、クレソン等)と鹹味(塩、わかめ、アサリ等)をあわせて食べるのも良い五味の組み合わせです。
これは薬膳の考え方ですが、マクロビオティックでも旬の野菜を皮ごと頂くことを大切にしてきました。
春のおすすめ食材はすぐ足元にある、ということですね!
主食である玄米(胚芽米)と発酵食豊富な和食を家庭の中心におき、春の季節を爽やかに楽しんでください。

(参考:武鈴子著 和の薬膳便利帳)

また、不調のときは、少食にして胃腸を休め、睡眠を十分にとることが何より大切ですね。私自身、体調不良のときは、お粥や葛湯で胃腸を休めているうちに、体内修復酵素の働きで自然に回復することが多かったです。

これは薬膳の考え方ですが、マクロビオティックでは、旬の野菜を皮ごと頂くことを大切にしてきました。春のおすすめ食材はすぐ足元にある、ということですね!

主食である玄米や胚芽米と発酵食豊かな和食を家庭の中心におき、春の季節を爽やかに楽しんでくださいね。

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