ずっと使える基本の野菜料理 福岡 太宰府のマクロビ・和薬膳の料理教室
2022-06-17

梅干し漬け

毎年恒例の梅干し作りの季節ですね。今年は例年になく豊作な年で、我が家にも沢山の梅が集まりました(感謝!)

漬け方は過去の梅干し通信に詳しく書いたので、よかったらご覧下さいね。カビない方法を見つけて数年前より皆さんにお伝えしています。

今日は、手作りの梅干しや梅肉エキスの魅力について

★梅肉エキス(青梅の陰性・熱の陽性)

★梅干し(青梅の陰性・塩の陽性)

ぶどう球菌やコレラ菌、O-157も梅肉エキスが有効(東京薬科大学 宮崎利夫名誉教授)また、腸炎ビブリオ・サルモネラ菌・黄色ブドウ球菌などの食中毒となる菌の増殖を防ぐことがわかったそうです。
ピロリ菌についても梅干しが菌を抑制し、胃がんを予防する効果を発揮することが実験で確かめられています。

梅の薬効
クエン酸を含む有機酸の働きで殺菌・防腐作用・食欲不振・疲労回復・下痢や便秘の改善
腸内の悪玉菌の繁殖を抑える
梅の成分の安息香酸(鎮痛成分)・・頭痛や歯痛の時に梅肉を貼り付けると効く。
血圧を下げる効果(上記 宮崎教授)
酸性化した血液を弱アルカリ性に戻す血液浄化

・免疫機能を活性化する作用

・カルシウムの吸収率を上げ、骨粗鬆症を予防

・肝機能を高め、肝臓の解毒作用を助ける

・体内の老廃物や脂肪を排出する美容効果(糖質や脂質の吸収を抑制)

・アレルギー症状を引き起こすヒスタミンの動きを抑える抗アレルギー作用

・体臭の予防(アミン臭を中和除去)などの薬効がたくさんあります。

こんなに素晴らしい梅の効果をぜひ手作りしたいですね。

家庭の常備薬代わりに頼もしい常備菜です!

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