ずっと使える基本の野菜料理 福岡 太宰府のマクロビ・和薬膳の料理教室
2020-05-09

#料理本リレーに参加!

料理リレーのお次は#料理本リレーのバトンが巡ってきました!
主婦と生活社さんの料理編集部@ryourinohon から始まった
#私の好きな料理本リレー
料理家、カメラマン、スタイリスト、デザイナー、編集者など料理に関わる人たちが、好きな本を紹介する企画です。

バトンを昨年、プチ断食セミナーで岡部賢二先生のご縁で出会いを頂いたマクロビオティック料理研究家の杉村 美樹先生に受け取りました。

宜しかったらどうぞご参考にしてください。
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私の趣味は料理に関する本、映画、漫画、雑誌に至るまで全て読みたい!ほど、たくさんの料理本愛好家で、わずか3冊をご紹介するのはかなり迷ってしまいました?
1冊目は私が心から尊敬する料理家 辰巳芳子先生
「手しおにかけた私の料理」
1992年発行 婦人乃友社 刊
 お母様の浜子さんの初版(昭和35年)の復刻版で、特にこの本に出会えたことは幸せです。
多数ある辰巳先生のご著書のすべてに、細やかな心づかいが感じられて、読むたびに感動や感謝が私の中に沸き起こって元気をもらえます。
本書には、四季の材料の取り合わせに始まり、基本的な出汁、汁物、鍋、蒸し物、煮物、焼き物、揚げ物、和え物、生もの、ご飯もの、麺類の分類が季節ごとに紹介されているのです。これだけで懐石料理ができそうです。もちろん、毎日のお惣菜にも役立ちます!
辰巳先生の序文より・・・1部抜粋『深い愛情の積み立てを日々の生活に忠実に行うーー手しおにかけるーー・・・つくりたいとお思いになるところだけ拾い読みせず、一度は初めから終わりまで通読して頂きたいのです。作りたいところだけ拾うというとり組み方は、自分のしていることが、ほんとうにはわかっておらず行動する方の動きに似ているところがあるように思います。・・・私達をとりまく「食」の環境は複雑で目見えぬ手であやつられ、予期せぬ状態に無抵抗で置かれているような、自己管理の難しさを感ぜずにはいられません。・・「食はあらゆる文化の母胎」であることを悟り、正しい食生活で心地よく生きて下さいますように。・・・以下略。』
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2冊目は、船越康弘氏と船越かおりご夫妻の著書
 「野菜たっぷり重ね煮レシピ」
2007年発行 (株)洋泉社刊
船越さんはマクロビオティックの料理法としても有名な重ね煮を広めて下さってるお一人です。
岡山の百姓屋敷わらを営みながら執筆、講演、料理教室などで大活躍の超陽気で元気な方です。
私も料理教室で、沢山のレシピを参考にさせて頂きましてとても感謝しています!
マクロビだけでなく、料理法としてこの重ね煮が沢山のご家庭に役立って頂きたいとの思いでご紹介させて頂きます。
・・・「重ね煮」は美味しくて元気になる料理 そして地球の未来を考えた調理法!野菜の旨味が最大限に引き出され、自然との調和がはかられます・・・
マクロビオティックは、自然と人間の調和のための生活法です。この調理法もその一部としてぜひ取り入れてみてくださいね。
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3冊目は、料理研究家 土井善晴氏のご著書
「おいしいもののまわり」
2015年発行 (株)グラフィック社刊
紹介するまでもなく有名な土井先生の「おかずのクッキング」連載記事をまとめた本です。
レシピ本も数多く出版されていますが、私の好きなのは、料理家さんがどういう気持ちで料理を作っているのか知りたくてレシピよりも道具や心構えを表したこの本に惹かれました。
あとがきより・・『調理とは、調理経験のみが技術を向上させるものではない。おいしいもののまわりにあるなにかを感じること。それは家族、人の人生、歴史や文化、信仰や哲学によって素材との接し方を見極めることである。おいしい食べものは、必ずひとつの文脈の中に存在する。』土井先生の愛情を感じる1冊です。
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そして最後に4冊目は、私も少しだけレシピを掲載して頂いた本を。
「豆腐があればごちそうレシピ」豆腐マイスターのプレミアムメニュー
 日本豆腐マイスター協会 著
以前、豆腐マイスター講師をさせて頂いた折り、豆腐レシピを提供させて頂き、その節はマイスター協会の理事の皆様にお世話になりました。良い思い出の本となりました。
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