ずっと使える基本の野菜料理 福岡 太宰府のマクロビ・和薬膳の料理教室
2016-07-23

梅干し通信5 土用干し編

こんにちは、梅雨も明けて、すっかり真夏ですね!
さあ、いよいよ土用干し週間です(笑)
梅雨明けの翌日、晴れていたので、とりあえず紫蘇漬けだけをツボのふたを開けたまま、土用干しを開始しました。
週間天気予報によると、これからの1週間は晴れとなっていましたのですぐに、梅も干しました。

夏の土用は、日差しが最高に強い時期、九州ではあまり直射日光にあたりすぎてミイラになった、という方もいます。2時頃まで日にあたっていれば、夕日まであてることないと考えます。日陰でも充分。宇宙からのエネルギーは地球上すべてに降り注がれているのだから。

特に満月近くはチャンス!夜2~3日間、日中2~3日間、土用干ししましょう!

太陽、星、月、風、夜露、朝露、沢山のエネルギーを梅干しは感じて

3日間で夏の陽気をたっぷりと吸い込んでくれます。冬、この陽気に助けられますネ。

できれば、広いざるに梅を1つ1つ広げて、時々、手で優しくもみながら裏返してください。

紫蘇は、広げて時々裏返してね。
狭い場所でするなら、梅も紫蘇もガラスビンに入れて、ふたをはずし、ストッキングのような網をかぶせる、またはラップに数箇所穴をあけるなどして、埃をよけ、干しても大丈夫です。
その場合でも、できれば数回、優しく揉んで下さいね。曇りの日でも良いと思います。
終わったら、元の容器または、ガラスビンにうつし、梅、紫蘇、梅、紫蘇と重ねて、梅酢(これもビンごと土用干しして)を注いで、ふたをして、12月くらいまで涼しいところに置いてください。

下に紫蘇、それから梅、と重ねていきます。

どんどん、重ねて。。

残りの紫蘇を最後にのせます。

ビンで土用干しした梅酢、たっぷりできてたので、熱い内に、ひたひたになるくらいをカメに注いで出来上がり!重石は不要です。

残りは、料理や、ドリンクなどにどんどん使えますね。

手作りの良い点は、自分の手で揉んだりすることで、梅干しにカラダの情報が伝わり、梅干しの薬効などがオリジナルに出来上がる点だと思っています。

昔から、梅干しは家族の為に自家製で作られていた訳はそこにあるんじゃないかな~。
半年後に、出来上がり!お正月に梅干し開きをご家族でどうぞ!

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