ずっと使える基本の野菜料理 福岡 太宰府のマクロビ・和薬膳の料理教室
2018-08-21

残暑の健やか葛レシピ

こんにちは!ベジガーデン料理教室よりお知らせです。
夏バテ、夏風邪などしていませんか?
季節は初秋に入り、空気の乾燥と共に、徐々に皮膚の汗腺も引き締まってきています。秋は肺大腸系の弱りやすい時期でもあるので、真夏の生活をしていると風邪をひきやすく、腸も弱りやすくなります。
徐々に秋の食材へ移行していきましょう。

この時期のおススメは、肺大腸に良い辛味であるニンニク、生姜、茗荷などの薬味を使って、夏の名残りの野菜をお料理しましょう。

特に冬瓜は利尿効果、むくみ、腎臓、咳、痰にも良いものです。

さらに薬味と共におススメなのが本葛です。

画像 廣久葛本舗 HP https://www.kyusukekuzu.jp/

天然純国産本葛製造専門店

気管支や皮膚も乾燥してきますので、お肌や腸にも潤いと保温力のある本葛を使って健やかに残暑を乗り越えていきたいですね。

*冬瓜スープ 中華風* 

       

材料(6カップ分):

冬瓜 4分の1個、干し椎茸 4個、えのき1袋、

白ネギ 1/2束、出汁6カップ(1.2L )、ごま油 大1、胡椒 少々、

塩 少々、水溶き本葛粉 水2+粉2 、干しエビ 大さじ1

作り方1 、冬瓜は、種とワタをとり、皮を剥いて、ひと口大に切る。

2 えのきは石突きをとり、ばらばらにして、椎茸は薄くスライスする。

3 鍋に、ごま油をひき、温まったら白ネギみじんを弱火でじっくりと炒めて香りと旨みを出す。続いて、2も加えて軽く炒める。

4、静かに出汁を注ぎ沸騰したら、水で戻した干しエビと冬瓜を加えてコトコトと15~20分ほど煮て塩、胡椒、薄口醤油で味を整える。

5、一旦火を止めて、冷まして味を含ませてから食べる前に再び火を入れて、最後に葛粉を水溶きして薄くとろみを付ける。器に盛り、コーン、枝豆などをトッピングする。

*冬瓜の皮や種は乾燥させて、お茶として飲むと良いですよ~。

冬瓜の皮と種子には栄養がギュッと詰まっており、中国では冬瓜の皮を「冬瓜皮」、種子を「冬瓜子」と呼び、漢方として用いています。

には水分代謝を改善する効果がありますから、水太りや肌トラブルの改善にも役立ちます。
冬瓜の種子には潤い成分と、さらに果肉や皮同様、優れた利尿効果もあります。

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